地域の力で育む未来: 高校生の学びを支えるお金のこと


地域の力で高校生の学びを支えるための”お金”:

こんにちは、ネイバーシップの増田ちかです。
「neighborship ~ネイバーシップ~」は地域の子どもたちの学びを地域の大人たちで支えることを目的に活動している団体です。今年の夏から始まった、月イチ「学び」を学ぶ。10月30日に開催された第3回目 のレポートをお届けします。


今回の第3回目のテーマは、
月イチ「学び」を学ぶ。10万円は高校生の学びをどう変える?

地域からの寄付や協賛は実際に、高校生の学びにどのように影響を与えるか、どのような形が本当の意味で子どもたちの学びの支えになるのか、手探りで話を進めて行く回になりました。


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お金という具体的なリソースが学びにどのような影響を与えるか、またそれをどのように活用すべきか、多くの視点から意見が交わされました。特に印象に残ったのは、お金だけでなく、人が手を差し伸べることの重要性を再認識したことです。

私個人として、すごく心に残ったのは、
最後に参加者が放った「この会は愛しかない」という言葉。

本当に自分自身も自分以外の誰かのために時間を使ったり、応援したりできるってありがたいというか、お金を稼ぐために仕事をする。その時間では得られない何か温かいものを感じさせてもらえる時間だなと思いました。

“pay it forward “という映画 邦題「ペイ・フォワード(可能の王国)」を思い出しました。

この映画は、ご存知の方も多いと思いますが、
「世界をより良くするには、何をしたらよいか?」という課題が授業で出されたのに対して、自分が受けた善意や思いやりを、他の3人に送る(ペイフォワード)で無限に善意が広がっていく」という内容です。

まさに、その世界だなと、参加者の皆さんからも、「こういうことに関わらせてもらえると、幸福度が上がるよね」という声をいただき、まさに「愛しかない」と個人的には、心が温かくなる時間でした。

愛しかないと呑気に語るのは簡単ですが、と同時に頭の中をぐるぐるし始めたのが、愛を表現するために今回取り組もうとしている「教育とお金」というテーマの
難題さ!!どのように公平に配分するのか、どういう形でfowardするのかというのは、まだまだ議論が続きそうな向き合い甲斐があるテーマだなと感じています。

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支援はお金だけではなく、適切な伴走者も必要:

アンケートの結果から、特に心に残った意見をいくつか紹介します。

  • 「企業も生徒も主体性が必要。お金の支援だけでなく、人が手を差し伸べることも必要。」
  • 「地域の人たちのお金を集めてスカラーシップする仕組みを知らなかったが、非常に良い仕組みだと思った。」
  • 「高校生が親以外のお金を扱えることに深い学びがある。お金を出す人も、出資の考え方や生徒たちへのフォローの仕方について学ぶ必要がある。」

さらに、参加者の中には「支援を必要とする学生達に伴走する大人の必要性」や「高校生と企業が繋がる大きなきっかけになり、地域として子どもたちを育てることが重要」といった声もありました。

このような意見から、地域の大人たちがどれだけ子どもたちの学びに関心を持ち、支援したいと考えているかを垣間見ることができたように思います。


文責:増田千華